いわさきちひろの願いを込めて、当社は“いわさきちひろカレンダー”を普及することを主な目的に、1980年3月1日に『いわさきちひろカレンダー製作普及会』として設立されました。
その後、Tシャツ、トレーナー、ポストカードなど、いわさきちひろの様々なグッズを製作することになり、社名も『いわさきちひろ作品普及会』と改称し、いわさきちひろの作品を普及することを目的として運営しております。
当社製作の作品はすべて、ちひろ美術館の監修の元で企画・製造を行っております。
ちひろ美術館の歩み
ちひろ美術館(東京・安曇野)は、財団法人いわさきちひろ記念事業団によって運営されています。いわさきちひろの没後、「いつでもちひろの絵に出会える場所を」という声が全国から寄せられました。ちひろの遺族から、作品とともに著作権や美術館建築のための土地の寄付を受け、1976年6月、いわさきちひろ記念事業団が設立されました。そして1977年9月に、ちひろが22年間絵を描き続けた自宅跡に、いわさきちひろ絵本美術館(現・ちひろ美術館)が誕生しました。
事業団は、下記の目的のもとに、ちひろ美術館の設置運営のほか、絵本に関する展覧会等の開催、調査・研究、印刷物の刊行や国際交流事業などを行っています。
- いわさきちひろの業績を記念し、文化の民主的多目的発展に寄与する活動をおこなうこと。
- 芸術に関する資料を収集・保管・展示して教育的配慮のもとに一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に資するために必要な事業をおこない、あわせて、これらの資料に関する調査研究をおこなうこと。